2016年9月の特集

のどにも感染!?

STD(性病・性感染症)は、性器だけにうつるものと思っていませんか?
実はのどにもうつるんです。

STD(性病・性感染症)は、のどにもうつります
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STD(性病・性感染症)は、
のどにもうつります

STD(性病・性感染症)は、のど にもうつるって、知っていましたか?

STDの病原菌は、セックスなどによって、性器の「粘膜」などを通して体に侵入します。

ここでちょっと考えてみてください。性器だけでなく、口の中も「粘膜」でできていますね。病原菌たちにとっては、性器も のども同じ粘膜。もし、性器と のどが接触することがあれば、STDが感染するのはごく自然なことなのです。

感染経路はオーラルセックス
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感染経路はオーラルセックス

のどへの感染経路は、オーラルセックスです。例えば、性器に淋菌が感染している人に対して、フェラチオをした場合、あなたの のどに淋菌が感染する可能性があります。反対に、のどに淋菌が感染している人からフェラチオをされた場合、あなたの性器に感染する可能性があります。

淋菌の他、クラミジアもオーラルセックスで感染することがあります。また、梅毒やヘルペスは、口に症状が出ていれば、キスだけでも感染の可能性があります。

【参考】淋菌感染症
症状が出ない。だから、感染を広げている
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症状が出ない。
だから、感染を広げている

クラミジアや淋菌の場合、のどに感染しても、ほとんど症状が出ないと言われています。また、症状が出たとしても、風邪などでも見られるような、のどの痛みや腫れ、発熱といった症状です。だから、症状からはSTDかどうか分かりません。そのため、本人も気づかないうちに感染し、他の人に感染を広めているかもしれないのです。

特にオーラルサービスを行うことの多い性風俗産業では、のどを通じての感染が多いのではないかとも言われています。

また、性風俗だけでなく、オーラルセックスは近年どんどん一般的になってきています。その一方で、オーラルセックスにも予防が必要ということはまだ知られておらず、また、妊娠の心配がないので、無防備になりがちではないでしょうか。

オーラルセックスの時も、コンドームは忘れずに。症状がなくても、気になる行為があれば、検査を受けることが大切です。

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