尖圭コンジローマの解説 症状や感染経路・検査や治療について

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尖圭コンジローマって、どんな病気?

性器にイボができます
性器や肛門周辺にニワトリのトサカ(カリフラワー状)、もしくは乳頭のようなイボができます。
再発することが多い
イボは外科的手術や軟膏をぬって治療しますが、ウイルスを完全に取り除くことは難しく、3ヵ月以内に約25%が再発すると言われています。
低リスク型HPV
尖圭コンジローマの原因は、低リスク型のHPV(ヒトパピローマウイルス)であり、子宮頸がんの原因となる高リスク型HPVとは別の型のウイルスです。
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どうしてうつるの?
(尖圭コンジローマの感染経路)

尖圭コンジローマは

  • 尖圭コンジローマは、低リスク型のHPV(ヒトパピローマウイルス)
    6型・11型が原因です。
  • 低リスク型HPVは、性行為(セックス、オーラルセックス、アナルセックス)により、皮ふや粘膜の傷口から感染します。
尖圭コンジローマの感染経路図
尖圭コンジローマの感染経路図
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尖圭コンジローマの症状って?

男性、女性、ともに同じような症状が出ます。
うすピンク色または茶色のニワトリのトサカ状(カリフラワー状)か乳頭状(おわんを伏せた形)のイボができます。

その他の症状発生箇所

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尖圭コンジローマを解決する

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病院へ行く

STD研究所からのお知らせ

明らかな自覚症状がある場合は、
医療機関で早期診断を行うことをおすすめします。

受診科

男性 泌尿器科、性病科、皮膚科
女性 婦人科(産婦人科)、皮膚科、性病科

治療費用は?

診察料 3,000円〜5,000円
検査代 2,000円
薬代 3,000円〜

上記は、保険適応でない場合のおおよその金額です。保険適用の場合は、上記金額の3割負担となります。保険適用されるか否かについては、病院の治療方針などによって、様々です。

イボが増えると治療が大変になってきますので、お早めに受診してください。

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尖圭コンジローマの検査・診断・治療の流れ

検査について

検査器具

患部の視診を行います。場合によっては、病変部分からウイルス感染細胞を綿棒で採取して調べます。(視診で診断されることが多く、検査を行うことはほとんどありません。)

検査のタイミング

症状が出て、ウイルスを採取できる状態であればいつでも検査可能です。

治療について

薬

イボの切除や軟膏塗布など
電気メス、レーザーによる焼却法、液体窒素による凍結療法などにより、イボの切除を行います。軟膏を塗布する方法もあります。

治療の流れ

感染していると診断された
外科的治療 もしくは軟膏の塗布
多くの場合、外科的治療を行います。(電気メス、炭酸ガスレーザーによる焼却、液体窒素による凍結療法などでの切除)軟膏としてイミキモド5%クリーム(ベセルナ)を塗布する方法もあります。
病変部分が治った
治癒後、最低3ヵ月は再発がないことを確認する必要があります。

現在のところ、表面上のイボを取り除くことはできますが、それ以上の治療はできません。
目で見てイボがなくなってもウイルスが潜在していることがあり、3ヵ月以内に約25%は再発するといわれています。
治療が終わっても、最低3ヵ月は様子を見守りましょう。

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尖圭コンジローマの予防について

予防について

コンドーム

効果はありますが確実性は低くなります。
コンドームをしていても、性器以外の病変部との接触により感染する可能性があります。
確実に防ぐには、お互いに感染していないのを確認することが必要です。

ワクチンについて

ワクチン

子宮頸がんの予防効果が期待されるワクチンのうち4価ワクチンは、尖圭コンジローマの予防にも効果があるとされていますが、日本では、副反応の問題により、接種について積極的には勧められていません。