軟性下疳の解説 症状や感染経路・検査や治療について

01軟性下疳って、どんな病気?

豆粒大のコブ→強い痛み
男女ともに、性器に豆粒くらいのコブができ、すぐにつぶれて痛みの強い潰瘍になります。
国内での感染はほぼ無い
元々、東南アジア、アフリカ、南米地域に多く発生している病気で、海外で感染する場合がほとんどです。
HIVとの関係
軟性下疳の症状があると、HIV(エイズウイルス)にも感染しやすくなるので要注意です。
軟性下疳菌
出典:CDC Public Health Image Library

「軟性下疳菌」が感染して起こる病気です。

02どうしてうつるの?
(軟性下疳の感染経路)

軟性下疳は

  • 「軟性下疳菌」が感染して起こる病気です。
  • 症状の出ている箇所に接触することで感染が広がります。
軟性下疳の感染経路図
軟性下疳の感染経路図

03軟性下疳の症状って?

男性、女性、ともに同じような症状が出ます。

症状(男女共通)

主な症状の出る場所

  • 男性 亀頭やカリの周辺など
  • 女性 外陰部など

主な症状

軟性下疳の発症箇所

04軟性下疳を解決する

01病院へ行く

STD研究所からのお知らせ

明らかな自覚症状がある場合は、医療機関で早期診断を行うことをおすすめします。
簡単に他人へ感染するので、速やかに対応しましょう。

受診科

男性 泌尿器科、性病科、皮膚科
女性 婦人科(産婦人科)、性病科、皮膚科

治療費用は?

診察料 3,000円〜5,000円
薬代 別途かかります

上記は、保険適応でない場合のおおよその金額です。保険適用の場合は、上記金額の3割負担となります。保険適用されるか否かについては、病院の治療方針などによって、様々です。

軟性下疳は潜伏期間が短く、激痛をともなうため、多くのパートナーへ感染させる可能性は少ないと考えられています。

05軟性下疳の検査・診断・治療の流れ

検査について

検査器具

特徴があるため、患部の視診、触診のみでも診断は可能です。

検査のタイミング

症状があれば検査可能です。

治療について

薬

薬を使用します
1日〜7日間、治療薬を服用または筋肉注射します。潰瘍面には軟膏を塗ります。

治療の流れ

感染していると診断された
1〜7日間抗菌薬(抗生物質)を投与
  • マクロライド系(ジスロマック、エリスロシン)
  • セフェム系(ロセフィン)
  • ニューキノロン系(シプロキサン)
などを服用または筋肉注射します。
潰瘍面には軟膏を塗布します。
症状が無くなった
治療が有効な場合、1週間以内にかなり改善します。
症状が改善しない場合、薬の変更もあります。症状がなくなれば治ったことになります。

06軟性下疳の予防について

予防について

コンドーム

感染予防にコンドームの使用は有効です。