HIV/エイズ検査の解説 こんな時におすすめ・Q&Aや検査法

早くわかることが大切早くわかることが大切

  • HIVエイズは、治療が進歩しています。適切な治療で、健康を回復・維持できるようになっています。
  • 早く治療を始めたほうが、健康を維持しやすいことが分かってきています。
  • 治療を早く始めることにより、他の人へ感染するリスクが低下します 1,2)
  • 誰にでも関係のある病気です。日本では、1日に4人が新たに感染しています。

HIV/エイズ検査は
こんなときにおすすめ

コンドームを使うのを忘れた

コンドームなしで性行為をした場合の感染率は、0.04〜1.38% 3)とされますが、あくまでも確率の話であり、実際には1回の行為で感染する可能性はあります。

コンドーム

新しいパートナーができた

HIVは、誰でも感染する可能性のある病気です。お互いを思いやる気持ちで、ぜひ検査を受けてみてください。

新しいパートナーができた

HIVに感染したかも…と思った時

HIVに感染しているかどうか知る方法は、HIV検査だけです。感染の機会があって、不安がある方は、検査をおすすめします。

HIVに感染したかも…と思った時

ココが違う! STDチェッカーのHIV/エイズ検査キット

性病検査STDチェッカーの内容物一覧

第4世代の検査法

HIV-1の抗原・抗体、HIV-2の抗体を同時に検出する第4世代の検査法を用いた信頼性の高い検査です。

自社の検査研究所

調べる対象

・HIV-1の抗原・抗体、HIV-2の抗体を同時に検出する第4世代の検査です。

検査の時期

・感染の可能性のあった日から1ヵ月頃~検出され始めます。
・「感染していないこと」の確認には3ヵ月経過後の検査をおすすめします。
詳細は「HIV検査を受ける時期」

検査物

・血液

検査結果のとらえ方

・陰性(-):
HIV-1の抗原・抗体、HIV-2の抗体は、検出されませんでした。
感染の機会から3ヵ月経過していれば、感染していないととらえていただけます。
・陽性(+):
HIV-1の抗原・抗体、HIV-2の抗体のいずれかが検出されました。
HIVに感染している可能性があります。医療機関にて確認検査を受けてください。

イラスト入り説明書&コールセンターサポートで採血も安心

HIV/エイズは血液で調べます。採血方法やコツを詳しく説明したイラスト入りの説明書をお届けします。ご不安な場合は、コールセンターでも丁寧にご説明。

充実のサポート

無料で再検査

採血がうまく行かず、検査ができなかった場合は、無料で再検査ができるから安心です。

※結果通知日より1ヵ月以内

血液採取キット

最短翌日に結果がわかる

最短で受付の翌日に結果が分かります。

※休日を挟んだ場合や、他の検査項目とあわせて受ける場合は、もう少しかかります。

最短翌日に結果がわかる

充実のアフターフォロー

もし、陽性(+)が出た場合は、個別にご要望をお伺いし、受診する医療機関のご案内をしています。検査結果画面からご自身で検索することも可能。

充実のアフターフォロー

「日本性感染症学会認定士」や「性の健康カウンセラー」がサポート

結果をみて、疑問が残る場合は、結果画面から匿名で相談することもできます。「日本性感染症学会認定士」や「性の健康カウンセラー」があなたの質問にお答えします。

「日本性感染症学会認定士」や「性の健康カウンセラー」がサポート

HIV検査全体の流れ

HIV/エイズ検査は、血液を採取して行う検査です。 HIVに感染していることを確定させるまでには、2段階の検査を行ないます。それぞれの検査の特徴を活かし、確実な検査結果を出す仕組みになっています。

[1段階目の検査]スクリーニング検査…感染している人を逃さない!感度の高い検査 [2段階目の検査]確認検査…本当にHIVによる反応か確認する検査
[1段階目の検査]スクリーニング検査…感染している人を逃さない!感度の高い検査 [2段階目の検査]確認検査…本当にHIVによる反応か確認する検査

1段階目の検査(スクリーニング検査)は「陽性(+)の方を逃してはならない」(つまり偽陰性を出さない)という目的を持った検査のため、非常に感度が高くなっており、陽性の可能性がある方までを「陽性(+)」と判定します。つまり、ご不安なことがあって3ヵ月たってからのスクリーニング検査で「陰性(-)」となれば、感染していないことが確定となります。

そして、スクリーニング検査で「陽性(+)」となった方は、違う検査法を用いた2段階目の検査(確認検査)で検査を行います。ここでなお「陽性(+)」が出れば感染していることが確定となります。

HIV検査を受ける時期

HIV抗体スクリーニング検査は、感染の可能性があった日からすぐにできる検査ではありません。 なぜなら、HIV抗体が体内にできて検出されるようになるまでに、少し日数がかかるからです。

HIVに感染すると、通常4週間後くらいから血液中でHIVに対する抗体が検出されるようになります。 しかし個人差もあり、4〜8週間くらいかかる人もいます。
上記の内容から、確実に「陰性(-):感染していないこと」を確認したい場合は、 もう少し余裕をみて3ヵ月以上経過してからスクリーニング検査を受けることが、国のガイドライン上で示されています。

HIV抗体スクリーニング検査を受ける時期
HIV抗体スクリーニング検査を受ける時期

では、3ヵ月たってからの検査でないと意味がありませんか?
・・・そのようなことはありません。 感染している場合は4週間後くらいから陽性(+)と出る可能性があるので、 感染の機会から3ヵ月以内であっても、検査を受ける意味はあります。 不安が強くて3ヵ月は待てない、という方は、上の表を参考にしていただき、検査を受ける時期について検討してみてください。

HIV/エイズ検査 よくある質問HIV/エイズ検査 よくある質問

郵送検査でHIV検査を受ける人はどれくらいいますか?
年間9万人以上が、郵送検査でHIV検査を受けています。保健所や医療機関などで検査を受けることができない人のご利用が増えています。
保健所等及び郵送検査 HIV抗体検査数
(参考資料)エイズ予防情報ネット、厚生労働省HIV研究班調査
保健所等及び郵送検査 HIV抗体検査数
(参考資料)エイズ予防情報ネット、厚生労働省HIV研究班調査
治療の進歩のおかげで、早く感染が分かる方が、本人の健康のためにも、周囲への感染を防ぐためにも、メリットが大きいことが分かってきました。そのため、「気軽に検査できる環境」を整えることがますます大切になっています。
STDチェッカーは、気軽に、安心して受けられる検査サービスを提供しています。
第4世代の検査とはどんな検査ですか?
HIV1型の抗原と抗体、HIV2型の抗体を同時に検出する方法で、現在もっとも新しい検査法です。
行為から3ヵ月後の検査が必要とのことですが、3ヵ月とは、90日でしょうか。それとも84日(12週)でしょうか。
そこまで厳密に考える必要はありません。
HIVスクリーニング検査では、感染の機会から4〜8週で、HIV抗体が検出されるようになります。万が一の個人差があってはいけないということで、「1ヵ月余裕をみて」3ヵ月後の検査がガイドラインで示されています。
よって、90日と12週の差を厳密に考える必要は無いと思われます。
これから検査を受けるのであれば、充分に3ヵ月過ぎてから検査を受けると、ご自身としても安心できるのではないでしょうか。
もし、あまりにご不安が強くて待てないという場合は、1ヵ月時点で検査を受け、陰性(-)だった場合は、最終的な確認のために改めて3ヵ月経過後に受けるという方法もあります。
症状から感染しているか分かりませんか?
残念ながら、症状だけでHIV(エイズウイルス)感染はわかりません。
HIV感染の初期症状として、熱が出るなどインフルエンザのような症状が出ることがあると言われますが、何か症状が出たとしても、他の病気との違いがはっきりしないため、感染の有無を調べるには、やはりHIV検査が必要となります。
会社や学校の健康診断では分かりませんか?
HIV検査は法定検査項目ではないため、通常は会社や学校の健康診断で実施されることはありません。
よって、健康診断で何も指摘されなかったから大丈夫、というのは当てはまりません。
HIV検査は、ご本人の承諾があった上で行なわれます。
陽性(+)かも知れないと思うと、怖くてHIV検査を受けられません。
HIV/エイズの治療はとても進歩しています。HIVに感染しても、早期に発見し、適切に治療を受ければ死に至ることはありません。健康を回復・維持することもできます。
さらに、最近の研究では、より早く治療を始めたほうが、その後の健康の維持に役立つことも分かってきました 4,5)
また、治療によって、HIV(エイズウイルス)の量を検出できない量まで抑えることで、パートナーへ感染するリスクが低下することが証明されています。
HIV感染が早く分かることは、むしろメリットの方が多いといえます。
もしHIVに感染していたら、治療はすぐに始めるのですか?
治療は、感染が分かったらなるべく早く始めたほうが良いといわれています。抗HIV薬を服用し、HIVの増殖を抑える治療を行ないます。 日本国内におけるHIV感染症/エイズの治療は、全国各地382施設(2015年11月現在)の「エイズ治療拠点病院」などで行なわれます。
HIVに感染していたら、医療費はどれくらいかかるのでしょうか?
HIV感染の治療費は(治療の内容にもよりますが)、一般的に健康保険を利用した場合で、自己負担額6万円/月ほどとなります。
しかし、様々な助成制度を利用することによってこの自己負担額を減らすことができます。
助成制度には、高額療養費制度、身体障害者手帳制度、自立支援医療制度、重度心身障害者医療費助成制度 などがあります 6)
HIVに感染していたら、学校や仕事はどうなるのでしょうか?
HIVに感染したことがわかっても、今までの生活を急に変える必要はありません。
あなたの健康状態に応じて学校や仕事を続けることができます。日常生活から家族に感染することもありません。定期的な検査を行いながら、治療を始める時期を決めていきます。
周りの人に伝えることもあせらずに、自分自身が精神的に落ちついてから行うといいでしょう。
あなたを理解してくれるのは誰かを考えて、慎重にすすめましょう。
HIVに感染したことが、周囲に知られることはないですか?プライバシーは守られますか?
名前や住所など個人を特定できる情報が国などに報告されることはありません。
(感染症に関する法律に基づき、医療機関から 「年齢・性別・都道府県・推定される感染原因など」 が報告されます)
直接的に個人情報を扱うことになる、医療従事者・助成制度利用の際の自治体職員・健康保険事務を取り扱う職員などは、各種法律により守秘義務があり、プライバシーは厳重に保護されます。
HIV感染について、相談できるところはありますか?
HIVに感染していたとしても、一人で悩むことはありません。
主治医や看護師、陽性者支援のNPO団体などで相談することができます。
特に、医療ソーシャルワーカー(患者の心理的・社会的な問題の解決や調整を援助する専門員)という心強い存在もあります。
家族や周りの人に話す前に、そのような人たちに相談することができます。
STDチェッカーのHIV検査で陽性(+)の場合、どうしたらいいのでしょうか。
STDチェッカーにおけるHIV検査は、1段階目のスクリーニング検査です。
まずは、医療機関にて2段階目の「確認検査」を受ける必要があります。
弊社から、確認検査を受けるための医療機関のご案内をさせていただきますので、ぜひご連絡ください。
「日本性感染症学会認定士」や「性の健康カウンセラー」の資格をもった、専門のスタッフが対応いたします。気になることやご不安な点など、ご相談についてもお伺いいたします。どうぞお気軽にご連絡ください。
弊社コールセンターまたは、検査結果画面からご連絡いただけます。
アルバコーポレーション 郵送検査コールセンター
0120-712-680(携帯・スマホからは06-6228-8142) 検査結果ログイン

HIV/エイズのいろいろな検査法

HIV検査には、下の図のように2段階の検査がありますが、それぞれいろいろな検査法があります。
(1)スクリーニング検査
感染を見逃さない、感度の高い検査
(2)確認検査
本当にHIVによる反応か確認する、特異度の高い検査

[1段階目の検査]スクリーニング検査…感染している人を逃さない!感度の高い検査 [2段階目の検査]確認検査…本当にHIVによる反応か確認する検査
[1段階目の検査]スクリーニング検査…感染している人を逃さない!感度の高い検査 [2段階目の検査]確認検査…本当にHIVによる反応か確認する検査
※STDチェッカーのHIV検査は、1段階目のスクリーニング検査に該当します。この検査で陽性(+)となった場合は、確認検査を受けるための医療機関をご案内しますので、結果画面よりご連絡ください。

スクリーニング検査の検査法

特徴

  • HIVスクリーニング検査には、いろいろな検査法があり開発の段階ごとに世代別にあらわされます。
    開発が進むに連れ、検出対象が増え、より精度の高い検査が可能になってきています。
第1
世代
第2
世代
第3
世代
第4
世代
HIV
タイプ
HIV1型
HIV2型
検出
対象
IgG抗体
IgM抗体
P24抗原
(HIV1型のみ)
検査法 EIA
PA
EIA
PA
IC
EIA
CLEIA
IC

STDチェッカーのHIV検査は、
第4世代のCLEIA法で行っています。

最も新しいのは、第4世代の検査法です。特徴は、HIV1型の抗原(p24抗原)が検出対象になっていることです。
p24抗原は、感染の機会から約20日後から検出されるようになるため、早期発見に役立つ項目です。
HIVスクリーニング検査には原則として第4世代の検査法を使用することが、日本エイズ学会・日本臨床検査医学会による「診療におけるHIV-1/2感染症診断 ガイドライン 7)」において推奨されています。

化学発光酵素免疫測定法(CLEIA法)

特徴

  • 血液中のHIV(エイズウイルス)抗体を調べる検査
  • 抗原を同時に検出することもできる
HIV抗体 目印をくっつけて、目印の量を機械で測る

HIV抗体を、特別な検査装置を使って測定する検査です。
分かりやすく言うと、HIV抗体だけにくっつく目印を反応させて、その目印の量を測ります。血液の中にHIV抗体があるかどうか、目印の量で分かります。
原理の似た検査でEIA法という検査法もあります。
※STDチェッカーのHIV検査は、第4世代のCLEIA法で行っています。

粒子凝集反応(PA法)

特徴

  • 手技で行う検査
  • 1検体から検査できる
粒子凝集反応(PA法)

ゼラチンなどの粒子にHIV抗原をくっつけた試薬を使います。検査物の中にHIV抗体が含まれていると、反応し、粒子が散らばってぼやっとした見た目になります。反対に、粒子が集まってくっきりした見た目になると、抗原の反応は無く、陰性(-)と判定できます。

イムノクロマト法(IC法)

特徴

  • 30分ほどで結果が出る
  • 他の検査法に比べて、偽陽性率が高い
イムノクロマト法(IC法)で使用する試験紙

第4世代のイムノクロマト法では、HIVの抗原・抗体を塗った試験紙を使います。
紙の端に検査物をたらすと検査物が全体に染み込んでいきます。HIVに感染していると、検査物の中にHIV抗体・抗原がありますので、試験紙の抗原・抗体と反応し、ラインが現れます。
スクリーニング検査法(ふるい分けの検査)として、簡単・迅速に検査できるよう設計されており、他の検査法に比べて偽陽性率が高い検査です。

偽陽性・偽陰性について

偽陽性とは、本当は陰性(-)なのに、陽性(+)と出ることです。
反対に、偽陰性は、本当は陽性(+)なのに、陰性(-)と出ることです。
スクリーニング検査は、「感染を見逃してはならない」という目的を持った検査のため、非常に感度が高くなっています。
言い換えると、「本当に感染している方」だけでなく「感染が疑われる方」も含めて広く陽性(+)と判定することで、偽陰性を出さない仕組みになっています。
スクリーニング検査で陽性(+)となった場合は、2段階目の確認検査に進み、実際に感染しているかどうかを調べます。

確認検査の検査法

ウェスタン・ブロッド法

特徴

  • 特異度が高く確認検査に用いられる
  • 感染の機会から充分期間をあける必要がある
ウェスタン・ブロッド法模式図
(イメージ)

HIV(エイズウイルス)の抗原を塗った試験紙を使います。試験紙の上には、ウイルス自体の外側の殻や内側の殻、表面の突起など、いろいろな部品(抗原)が線状にのっています。
紙の端に検査物をたらし、電気を流すと検査物が全体に染み込んでいきます(電気泳動)。HIVに感染していると、検査物の中にHIV抗体がありますので、試験紙の抗原と反応し、ラインが現れます。
いろいろな種類の抗原を対象とすることで、HIV以外の反応で陽性(+)と出てしまうこと(偽陽性)を防ぎます。
※「特異度が高い」…偽陽性が少ない

NAT検査

特徴

  • 特異度・感度が高い
  • 感染の機会から11日程度経過していれば受けられる
NAT検査模式図
(イメージ)

HIVの遺伝子を何万倍にも増幅して見つけ出す方法です。
ウイルスの遺伝子が存在するかを調べる検査のため、特異度が高くなっています。また、何万倍にも増殖して調べるので、感度も高い検査です。
HIVの遺伝子は、感染の機会から9〜11日ほどで検出されるようになるため、早期発見にも役立つ検査であり、医療機関などでは、スクリーニング検査として用いる場合もあります。
一般的には、スクリーニング検査の後の、確認検査として行われています。
なお、HIVのNAT検査は、HIV1型のみを対象としています。(日本では、ほとんどがHIV1型であり、HIV2型の感染は非常にまれです。)
<NAT検査のいろいろな呼び名>
NAT検査は、リアルタイムPCR法(RT-PCR)や、遺伝子検査、核酸増幅法とも呼ばれます。