2017年3月の特集

人ごとじゃない!HIV・梅毒

「自分には関係ない」と思っていませんか?
HIVも梅毒も、昔の病気ではありません。

1,411人が新たにHIVに感染
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1,411人が新たにHIVに感染

2016年、1年間で新たにHIVに感染した人の数は、1,411人でした。(国立感染症研究所 感染症発生動向調査 速報値)

今もなお、毎日約4人の人がHIVに感染しているということです。ここ数年間同じような状況が続いており、残念ながら減少の兆しは見られません。

気になる梅毒の増加
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気になる梅毒の増加

一方、感染者数の急増で注目されているのが、梅毒です。

2016年は、1年間で4,440人の感染が報告されました(2016年最終週)。5年前と比べて5倍以上に増加しています。急増の原因について、はっきりしたことは分かっていません。ただ、梅毒の感染経路は多くの人が思っているよりもずっと幅広く、セックスだけでなくオーラルセックスなどでも感染するということに注意が必要です。

詳しくは> 梅毒検査も大切です

梅毒に感染しているとHIVにも感染しやすくなる!
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梅毒に感染しているとHIVにも感染しやすくなる!

このように、今も感染が広がっているHIVと梅毒。実は全く無関係の病気ではありません。梅毒に感染しているとHIVにも感染しやすくなるのです。

梅毒に感染すると、皮膚や粘膜の表面に炎症や潰瘍(炎症によるただれ)ができます。健康な皮膚であれば、HIV(エイズウイルス)が多少触れても感染しませんが、炎症や潰瘍があると、そこが入り口となってウイルスが侵入しやすくなるのです。

実際に、梅毒に感染していた人の約10%がHIVにも感染していたというデータもあります。

人ごとじゃない!HIV・梅毒
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人ごとじゃない!HIV・梅毒

HIV/エイズは、治療が進歩し、早期発見・早期治療で健康を維持できるようになってきました。その一方で、HIVに対する関心が低くなっているように思われます。また、梅毒についても、「昔の病気」と思われがちです。

HIVや梅毒などの性感染症は、予防できる病気です。ぜひ改めてHIVや梅毒について知っていただき、「予防できなかった…」といったご不安がある場合は、HIVと梅毒あわせて検査を受けてみてください。

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