非クラミジア性非淋菌性尿道炎

  • どんな病気?
  • どうしてうつるの?
  • どんな症状がでるの?
  • 対処法について
  • 予防法について

どんな病気? ―非クラミジア性非淋菌性尿道炎の概要―

クラミジアと淋菌以外の細菌が原因の尿道炎です

マイコプラズマ、ウレアプラズマあるいはブドウ球菌など、さまざまな病原菌が原因と考えられています。

感染者の多いSTD(性病)と言われています

症状は、性器クラミジア感染症と似ており、軽い場合が多くあります。

どうしてうつるの? ―非クラミジア性非淋菌性尿道炎の感染について―

セックスやオーラルセックスによる感染が考えられています

  • ・マイコプラズマ、ウレアプラズマなどの病原菌が原因と考えられていますが、一般検査での菌の検出は難しく、
    不明な点も多くあります。
原因となる病原菌として、「マイコプラズマ」 や 「ウレアプラズマ」 が特に注目されています

[2013年3月の特集]尿道炎の原因は? マイコプラズマ・ウレアプラズマ特集

性行為をきっかけに症状が出る尿道炎の中で有名なのは 「淋菌」 や 「クラミジア」 が原因となるものですが、尿道炎の原因菌はこれだけではなく、他にもたくさんあります。
ここ近年、なかなか治らない尿道炎や再発する尿道炎は、「マイコプラズマ」や「ウレアプラズマ」 感染の可能性が高いことが、学会などで指摘されています。

詳しくはこちら (2013年3月の特集)

どんな症状がでるの? ―非クラミジア性非淋菌性尿道炎の症状―

男性の発症箇所

男性の場合は、原因となる菌が尿道へ感染し、尿道炎を起こします。

主な症状

  • ・尿道からの分泌物(うみ)
  • ・軽い排尿痛
  • ・尿道のかゆみや不快感

尿道から出るうみは少量の場合が多く、白っぽい色で(やや黄色気味の場合もあります)、サラサラしたものから粘り気のあるものまであります。

クラミジアと同じく症状が軽く、自覚症状がない場合も多いです。
治療せずに放っておくと、まれに精巣上体炎(副睾丸炎)や前立腺炎、 血精液症(血精液症参照)になることもあります。  

口腔への感染

オーラルセックスなどにより、咽頭(のど)の感染の可能性も推測されていますが、
まだ不明な点も多いとされています。

どんな対処法があるの? ―非クラミジア性非淋菌性尿道炎の対処法―

対処の方法について
病院へ行く

病院へ

明らかに症状が出ている場合は病院へ!

明らかに自覚症状がある場合は、医療機関で早期診断を行うことをおすすめします。

自宅で検査をする

自宅でとって 郵送します 結果はWEBで

忙しくて病院に行く時間がない・・・という方、症状が出ていないから病院には行きたくなくて・・・という方には自宅で出来る検査キットがあります。

受診しにくい方には、このような検査の受け方もあります。
プライバシー重視の、匿名でできる検査です。

検査キットのページ

※ 非クラミジア性非淋菌性尿道炎の原因菌として代表的な
マイコプラズマ・ウレアプウラズマ検査は、男性用のみのお取扱いとなります

検査について
  • 尿道分泌物を検査します。
症状がでるまでと検査のタイミング
性行為などにより感染した日

発症まで約1〜5週間後

症状が出る

症状が出て分泌液を採取できる状態であれば検査可能です

検査できます
病院を受診する場合

自覚症状を感じたら、医療機関で早期診断を行なうことをおすすめいたします。

受診科
  • 男性
  • 泌尿器科、性病科
治療費用は?
  • 診察料
  • 3,000〜5,000円
  • 検査代
  • 3,000円
  • 薬代
  • 3,000円〜
上記は、保険適用でない場合のおよその金額です。保険適用の場合は上記金額の3割負担となります。保険適用されるか否かについては、病院の治療方針などによって、様々です。
治療について

1〜2週間、薬を服用します。

治療の流れ
感染していると診断された
1〜2週間薬を服用

抗生剤を1〜2週間服用します。
・テトラサイクリン系(ミノマイシン、ビブラマイシン)
・マクロライド系(クラリス、クラリシッド)
・ニューキノロン系 など

再検査でOKが出た

服薬終了後、2〜4週間後
※ 薬を正しく服用しないと、不完全治癒の可能性があるので、 この時点でも検査を受けることが望ましい。

現状は病原菌の特定が難しいため、自覚症状の改善や、
尿道分泌物や尿中の白血球の消失を確認して治ったこととします。
ただし、再発することが多いため、
治療が終わってから2〜4週間後に再検査を受けることがすすめられています。

どんな予防法があるの? ―非クラミジア性非淋菌性尿道炎の予防法―

コンドームは?

感染予防にはコンドームの使用が有効と考えられています。
オーラルセックスでの感染に注意して下さい。

コンドームのページ

パートナーの検査の必要性は?

パートナーにも何らかの症状が出ている場合や、
症状が無くてもご自分の症状がパートナーとの性行為がきっかけになっているような場合は、
まずはご自分の主治医にご相談ください。 その上でパートナーにも診察を受けていただくことをおすすめいたします。

尿道 (にょうどう)
尿を膀胱から体外に排出するための管。女性の尿道は、男性に比べて太く短い。男性の場合、陰茎を通り精管と合流するため、生殖器でもある。
尿道炎 (にょうどうえん)
尿道内にクラミジアや淋菌、その他の細菌などが侵入することにより発症する。尿道に炎症がおこり、赤くなったり、痛んだり、膿が出たりする。
精巣上体炎 (せいそうじょうたいえん)
精巣上体に細菌が侵入し、発熱・局所の肥大・痛みなどの症状がでる。大腸菌などの雑菌によって起きる場合と、性感染症としてクラミジア尿道炎などに合併して起きる場合がある。
前立腺炎 (ぜんりつせんえん)
前立腺の炎症。尿道から侵入した細菌が前立腺にも感染し、発熱とともに前立腺が大きく腫れ、排尿困難、残尿感、頻尿、排尿時痛などの症状が出る。急性型と慢性型に大別される。
咽頭 (いんとう)
鼻と口の奥から食道・気管へとつながる部分。鼻側から、上咽頭・中咽頭・下咽頭の3つからなり、呼吸・嚥下(えんげ)・発声などの作用をする。

ページトップ