細菌性腟症

  • どんな病気?
  • どうしてうつるの?
  • どんな症状がでるの?
  • 対処法について
  • 予防法について

どんな病気? ―細菌性腟症の概要―

普段体内にいる菌が起こす炎症です

クラミジア、淋菌、トリコモナス、カンジダなどの特別の菌が原因ではなく、普段体内にいる菌が腟内で過剰に
繁殖し、炎症を起こす病気です。

セックスパートナーが多い人は注意!

セックスパートナーの多い人がかかりやすいとの報告もあります。
ただし、月経時や病気をした時など、免疫力が落ちた時にも起きやすく、
STD(性病)と決め付けることはできません。

無症状が多いけど実は危険

約半数が無症状ですが、妊娠している女性は治療が必要です。
流産や早産の原因とも言われています。

どうしてうつるの? ―細菌性腟症の感染について―

性感染よりも、体内の菌の過剰な繁殖により起こります

  • ・多種の菌が増殖して起こると言われていますが、病因は完全には解明されていません。
  • ・通常、健康な人の腟の中は強い酸性ですが、免疫力が落ちたり、腟内の洗いすぎなどで腟の中の
    PH(ペーハー)バランスが崩れ、細菌が繁殖しやすくなります。
クラミジアでもない、淋菌でもない・・・ でも、おりものがヘン? 臭う?

[2014年4月の特集]気になるおりもの なぜ起きる?治療はどうする?

そもそも、おりものとは成熟した女性であれば誰にでもあるものですが、今までに見たことない色であったり、急に量が増えたり、ひどく臭うようなことがあれば要注意。
何らかの病原菌の感染を考えた場合、どうしてもクラミジアや淋菌などを考えてしまいますが、実はこれらの特別な菌ではなく、普段腟の中にいるような雑菌が原因となるケースがあります。

詳しくはこちら (2014年4月の特集)

どんな症状がでるの? ―細菌性腟症の症状―

女性の発症箇所

腟の炎症なので、女性だけの病気です。

主な症状

  • ・おりもの
  • 量は少なく、色は灰色でさらっとしています。悪臭をともなう場合もあります。しかし、約半数の人は症状を感じません。

妊娠している女性は要注意!

細菌性腟症にかかっていると、流産や早産の危険性が高まります。
絨毛膜羊膜炎(じゅうもうまくようまくえん)が起こり、
子宮口が柔らかくなり開いてきて、
その結果早産になるといわれています。
24〜37週に早産する率は2.8倍、特に16週以内だと5.5倍高くなるとの報告があります。

どんな対処法があるの? ―細菌性腟症の対処法―

対処の方法について
病院へ行く

病院へ

明らかに症状が出ている場合は病院へ!

明らかに自覚症状がある場合は、医療機関で早期診断を行うことをおすすめします。

自宅で検査をする

自宅でとって 郵送します 結果はWEBで

忙しくて病院に行く時間がない・・・という方、症状が出ていないから病院には行きたくなくて・・・という方には自宅で出来る検査キットがあります。

受診しにくい方には、このような検査の受け方もあります。
プライバシー重視の、匿名でできる検査です。

検査キットのページ

※一般細菌検査は、女性用のみのお取扱いとなります

検査について

腟の分泌液を検査します。
症状を自覚する場合や、妊娠がわかった人は検査を受けましょう。
感染していても、妊娠14週までに治療を行えば、早産になることはほとんどありません。

病院を受診する場合

自覚症状を感じたら医療機関で早期診断を行うことをおすすめします。

受診科
  • 女性
  • 婦人科(産婦人科)
治療費用は?
  • 診察料
  • 3,000〜5,000円
  • 検査代
  • 3,000〜5,000円
  • 薬代
  • 3,000円〜
上記は、保険適用でない場合のおよその金額です。保険適用の場合は上記金額の3割負担となります。保険適用されるか否かについては、病院の治療方針などによって、様々です。
治療について

腟錠の挿入、クリームの腟内への投与、治療薬の服用などを行います。

治療の流れ
感染していると診断された
7〜10日間治療

クロラムフェニコール系の腟錠
(クロロマイセチン)の使用、
クリンダマイシン(ダラシン)クリームの腟内への投与、
メトロニダゾール(フラジール)の服薬 など

治療終了

腟の分泌液の状態を調べ、治療の効果を判定。

治った後も、性行為による感染の可能性があるので、
妊娠中のセックスは避けたほうが良いでしょう。

どんな予防法があるの? ―細菌性腟症の予防法―

コンドームは?

感染予防にコンドームの使用は有効です。

コンドームのページ

パートナーの検査の必要性は?

通常、セックスパートナーに症状はないので、
検査の必要性はないとされています。

検査はとても大切です ―自分の健康、そして愛するパートナーのため―

プライバシー重視、匿名でできる検査キット。STDチェッカー

STD(性感染症)は特別な病気ではありません。
誰でもなる可能性がある病気です。

病院へ行く時間の無い方や、
人と対面して検査を受けるのに抵抗がある方などは、
「郵送検査」 という検査の受け方もあります。

自分で検査物を採取し、送っていただきます。
プライバシーを重視した匿名検査システムを採用。
検査は登録衛生検査所で実施し、
結果はインターネット上でご確認いただきます。

自分の健康、そして愛するパートナーのため。
検査を受けてみませんか。

自分でとって送るだけ30秒でわかるSTDチェッカー
30秒でわかるSTDチェッカー

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(全投稿数:342件 最新更新日:2016年12月5日)

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絨毛膜羊膜炎 (じゅうもうまくようまくえん)
子宮をおおう絨毛膜と羊膜に炎症をおこすこと。ほとんどの場合、「腟炎→子宮頸管炎→絨毛膜羊膜炎」という上行性感染により発症する。早産の原因となる。
子宮口 (しきゅうこう)
子宮の入口部分。

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