2015年10月の特集

実は流行!?―梅毒

昔の病気と思われがちですが、
実は今、感染が増えています!

10年前の3倍に増加
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10年前の3倍に増加

今、梅毒の感染者が増えています。

2014年の梅毒感染の報告数は1,671件、10年前(2004年)と比べると約3倍です。

ただ、この数字を見ると、少ないように感じるかもしれません。「国への報告が漏れているのでは?」という指摘もあり、実際の感染者数はもっと多いのではないか、と言われています。

皆さんは、TVドラマ等で「梅毒=昔の病気」といったイメージがありませんか? ところが、実はここ数年、新たな流行の広がりが危ぶまれているのです。

そもそも梅毒ってどんな病気?
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そもそも梅毒って
どんな病気?

梅毒は、トレポネーマという病原菌が皮膚や粘膜の小さな傷から侵入して感染します。症状については、「3週間」、「3ヵ月」、「3年」がポイント、とされています。

まず、感染から約3週間後に、感染した場所に痛みの無いしこりなどの症状が現れます。約3ヵ月後には、全身の皮膚にピンクのアザやブツブツが現れます。

服薬などの治療で、完治できる病気ですが、治療しないまま放置すると、神経や脳などにも症状が及ぶとされています。

詳しくは>梅毒

男性にも女性にも感染が広がっています
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男性にも女性にも
感染が広がっています

実は、感染者の約8割が男性です。そのうち約半数は、男性同士の性行為で感染しており、2008年以降増加し続けています。

これに先行し、ヨーロッパやアメリカなどの先進諸国では、15年ほど前から同様の感染増加が報告がされています。その要因としては、SNSなどの利用でパートナーが探しやすくなったことや、STD予防キャンペーンが少なくなったことなどが挙げられています。

また、国内においては2013年〜2014年にかけて女性の感染者が倍増しています。詳しい要因は明らかになっていませんが、インターネット上の各種情報を見ていると、性風俗だけでなく一般のカップルの間でも、感染リスクの高い「アナルセックス」が広がっているように見受けられます。

やっぱり大切、コンドーム!
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やっぱり大切、コンドーム!

梅毒は、あらゆる性行為によって感染します。中でも感染リスクが高いのは、アナルセックスです。直腸は傷がつきやすいため、病原菌が侵入しやすくなるというわけです。

また、症状が出ている部分(病変部)との接触でも感染しますので、口や性器に病変部があれば、オーラルセックスでも感染する可能性があります。

・・・となると、やっぱり予防にコンドームは大切です。アナルセックスだけでなく、その他の性行為の際もコンドームを使用することをおすすめします。あわせてローションなどを使って、挿入をスムーズにするのも一つの方法です。

検査を受けるなら、ぜひHIVも一緒に!
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検査を受けるなら、
ぜひHIVも一緒に!

梅毒に感染して病変部があると、HIVにも感染しやすくなります。

実際に、梅毒に感染していた人の約10%がHIVにも感染していた、というデータもあります。

「予防できなかった」、「梅毒に感染したかも…」

そんな風に感じているなら、ぜひ梅毒と一緒にHIV検査も受けてみてください。

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