STDとは

STD(性病・性感染症)とは

Sexually Transmitted Diseases(性により感染する病気)

「STD(性病・性感染症)」とは、性行為により感染する病気のことです。
症状を感じにくいものもあるため、感染して気づかないでいると、知らない間に体がむしばまれていきます。

ちなみに、“STD”は、“Sexually Transmitted Diseases” の頭文字をとったものです。(STIと呼ばれることもあります)

※性行為という言葉の意味:
性行為の多様化に対応して、当サイト(STD研究所)で使用する性行為(セックス)という表現には、腟性交(通常のセックス)だけでなく口腔性交(オーラルセックス:フェラチオ・クンニリングス・リミング)、肛門性交(アナルセックス)も含んでおります。

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STDは感染症の一種です

感染症は、細菌、ウイルスなどの病原体が体内に侵入し、増えることで引き起こされる病気のことです。

感染症には、このようなものがあります

空気感染

結核、はしかなど
空気感染

病原体を含むちりや埃を吸い込むことで、感染がおこる。

飛沫感染

インフルエンザなど
飛沫感染

病原体を含む飛沫を吸い込むことで、感染がおこる。

接触感染

O-157など
接触感染(汚染されたもの)

病原体に汚染されたものに触れることで、口や粘膜から病原体が侵入し、感染がおこる。

クラミジア
HIV/エイズなど
接触感染(性行為)

感染している人との性行為により、感染がおこる。

STD
(性病・性感染症)

↓

性行為 で 感染します

性行為で感染します
  • セックス
  • アナルセックス
  • オーラルセックス

STD(性病・性感染症)は、感染している人との性行為により感染します。病原菌を含む精液、腟分泌液、血液などが、口や性器の粘膜、皮膚などに接触することで感染がおこります。

日常生活 では 感染しません

日常生活では感染しません
  • 回し飲み
  • 握手
  • お風呂…など

性行為以外の日常生活においては通常感染しません。また、「感染する」ものであり、自然発生することはありません。

よくあるご質問

・感染している人とお風呂に入ったらうつる?
・不潔にしていたら性感染症になる?
・マスターベーションで性感染症になる?
いいえ。
STDの病原菌は単独で生きのびることができません。そのため、性行為以外では通常感染することはありません。
また、不潔にしているから、マスターベーションをしたからといって自然発生することもありません。

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誰にでも関係のある病気です

一昔前までは、「性病・性感染症」というと、一般の人には関係の無い、風俗街の病気、というようなイメージでとらえられていました。
しかし今日では、ごく普通のカップルの間でも広がっています。性行為は、私たちが生きていくための大切な行為です。だからこそ性感染症は、私たちの誰にでも関係のある病気なのです。

「特定のパートナーとだけ」
だからと、安心はできません

たった一人の相手でも、過去のパートナー、さらにそのパートナーが感染していないかまでは分かりません。その中の誰か一人でも感染している人がいれば、感染の可能性はあります。性感染症は、誰にでも関係のある病気なのです。

「特定のパートナーとだけ」だからと、安心できません

若者に限らず、中高年の間でも
STDの感染が広がっています

最近は性経験の低年齢化に伴い 、高校生の間でもSTD感染が広がりつつあります。
また、近年の高齢化社会においては、年齢を重ねてもセックスを前向きに楽しめるようになっており、中高年でも感染率が高くなっています。

若者だけでなく、中高年の間でも多くなっています

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なぜ気をつけないといけないの?

症状が無くても進行します

STDの中には症状が出にくいものもあります。しかし、症状が無くても病気は進行し、パートナーにうつす可能性があります。

パートナーにうつす可能性

不妊症の原因に

男女とも不妊症の原因になる場合があります。
妊婦が感染した場合は、流産や早産の原因になりかねません。

不妊症の原因

子どもに感染します

出産時に感染の可能性があります。子どもに感染すると、肺炎や失明の原因になったり、死にいたることもあります。必ず妊婦検診を受けましょう。
また、乳幼児は免疫力が弱いため、口うつしなどによって感染する可能性があるといわれています。

乳幼児

HIVに感染しやすい!?

STDにかかっていると、
HIV(エイズウイルス)に感染する可能性が通常より3〜5倍高くなるといわれています。
なぜなら、STDにかかっていると粘膜が炎症を起こした状態になり、抵抗力が落ちて細菌やウイルスが侵入しやすくなるからです。

通常より3〜5倍高い

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「HIV=エイズ=死」ではありません

「HIV=エイズ=死」 ではありません

「HIV」「エイズ」というと、「不治の病」「死」というような、恐ろしいイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。
確かに、現在の医療では体内からHIV(エイズウイルス)を完全に排除することはできませんが、治療法の進歩により、早期発見できればHIVに感染してもエイズの発症をおさえることができるようになっています。
HIV感染が必ず死につながるわけではありません。

エイズに対する正しい知識を持ち、予防を心がけることが大切です。

アメリカのエイズ患者報告数と生存エイズ患者数の年次推移

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STDはどうすれば予防できるの?

NO SEX
(セックスをしない)
STEADY SEX
(セックスの相手を限定する)
SAFER SEX
(より安全なセックスをする)

が大切です

コンドームをつけることを
心がけましょう

コンドームはバリアの役割を果たすため、感染している人の精液や腟分泌液が、口や性器の粘膜に接触することを防ぎます。
コンドームで予防できないSTDもありますが、一番現実的で確実な方法と考えられています。

コンドーム

オーラルセックスでも
コンドームが必要!?

STDはオーラルセックスで、のどにも感染します。オーラルセックスが一般的になりつつある一方で、予防の必要性がほとんど知られていないために、感染が広がっています。
オーラルセックス時にも、男性器にはコンドームを、女性器にはラップ等を使うなどして予防しましょう。

若者

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もしかして、STDかも?と思ったら

STDは、早期発見・早期治療が大切です。
ほとんどのSTDは治療可能ですが、放っておいて自然に治るものではありません。検査を受けて確実に治療しましょう。
ピンポン感染の可能性があるので、パートナーも一緒に受診することが大切です。

こんなときは…

!

不安なことがあり、明らかな症状があるとき

治療など
医療機関で
相談が必要

医療機関

症状別診療科の選び方

  性病科泌尿器科産婦人科耳鼻咽喉科皮膚科内科感染症科
性器に症状がある     
咽頭(のど)に症状がある      
皮膚に症状がある      
その他の症状、性行為に関する不安   

※どの医療機関でも検査が実施されているということではありませんので、事前に確認を行なってください。

不安

不安なことがあったが、明らかな症状は無いとき

検査を受ける

検査は、医療機関や保健所、郵送検査などで受けることができます。

症状も無いし、病院へ行くのは恥ずかしい…

郵送検査(STDチェッカー)でも検査ができます。

STDチェッカーなら・・・自分でとって → 郵送します → 結果はWEBで
ハート

新しいパートナーができたとき

予防について
もっと調べる
検査を受ける

STDは、誰にでも関係のある病気です。
あなたとパートナーの健康のために、検査を受けましょう。

念のための検査。病院に行くのは大げさだな…

郵送検査(STDチェッカー)でも検査ができます。

STDチェッカーなら・・・自分でとって → 郵送します → 結果はWEBで

素敵なセックスライフはもちろん大切。
そのためには、STDを知る、予防をする、検査を受ける
ことが大切です。

あなたと、愛する人の健康のために。STOP THE STD

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※【お断り】
「性病」=「性感染症」=英語の略称で「STD」
1999年にできた「感染症法」により、法律上では「性病」という呼び名はなくなり「性感染症」という名前に変わりました。しかし、当サイト(STD研究所)では、「性感染症」より「性病」の方が生活者の皆様に浸透している言葉であると考え、「性感染症」をあえて「性病」と表記させていただく場合がございます。
また最近では、STI 「Sexually Transmitted Infection」、つまり「性により感染する感染症」という呼び名もございますが、これもやはりSTDの方がより浸透した言葉であるとの考えから、STDという表記を使用しております。
なお、感染症法規定の「性感染症」は6種ですが、当サイトでは「性行為により感染する病気」と広義にとらえた形で表現を行っておりますので、ご了承ください。

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