検査を受ける時期に関するご注意検査項目ごとのご案内
早期発見のためにはなるべく早い検査が大切ですが、
検査項目によっては、「感染の可能性のあった日」から検査できるようになるまで、少し時間がかかるものもあります。
受けたい検査項目と、検査の時期をご確認ください。
血液検査を受ける時期
検査項目 HIV/エイズ
この検査はHIV(エイズウイルス)の抗体スクリーニング検査です。
病院や保健所で行う検査と同じく、「感染の機会」から3ヵ月以上経過してから検査を受けることがすすめられています。
よくあるご質問
- 3ヵ月たってからの検査でないと意味がありませんか?
- そのようなことはありません。
HIVに感染すると、血液中にHIV抗体ができるのに4~8週間かかると言われています。
よって、感染していた場合、この期間であれば陽性(+)と出る可能性があるので、感染の機会から3ヵ月以内であっても、検査を受ける意味はあります。ただし、確実に「陰性(-):感染していないこと」を確認したい場合はもう少し余裕をみて3ヵ月以上経過してからスクリーニング検査を受けてください。
尿検査を受ける時期
(男性のみ)
検査項目 クラミジア・淋菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマ
病原菌そのものをお調べする検査のため、「感染の可能性のあった日」から、2~3日たっていれば検査できます。
腟分泌液検査を受ける時期
(女性のみ)
検査項目 クラミジア・淋菌・トリコモナス・カンジダ・一般細菌・ヒトパピローマウイルス(悪性型)
病原菌そのものをお調べする検査のため、「感染の可能性のあった日」から、2~3日たっていれば検査できます。
うがい液検査を受ける時期
検査項目 クラミジア(のど)・淋菌(のど)
病原菌そのものをお調べする検査のため、「感染の可能性のあった日」から、2~3日たっていれば検査できます。
食事・うがい・歯みがき・ガムをかむことから2時間以上経過してから採取してください。