2016年5月の特集

これからのHIV予防

注目のHIV予防法「PrEP(プレップ)」。先月の特集のつづきです。

「PrEP」には課題があります
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「PrEP」には課題があります

先月の特集でご紹介した新しいHIV予防法「PrEP(プレップ)」。

きちんと服薬を続けると、高い予防効果がえられます。しかし、実はさまざまな課題があり、日本ではまだ導入されていません。PrEPを導入している国でも、感染のリスクが高い人に限って実施されています。なぜなのでしょうか?

薬を飲むだけといっても…
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薬を飲むだけといっても…

PrEPは、性行為のときにだけ服薬すればいいというものではありません。PrEPの予防効果を発揮するには、毎日飲み続ける必要があり、毎日の服薬は、HIVに感染している人でさえ大変なことです。

そして、薬の副作用は少ないものの、定期的に受診して体調管理する必要があります。また、長期間この薬を飲み続けた場合、どのような影響がでるのかについては、まだ分かっていない部分もあります。

このようにPrEPは、「念のため」くらいの軽い気持ちでできる予防法ではなく、世界的なガイドラインでも「パートナーが陽性」といったような感染リスクが高い人に限って行なわれています。

あなたはどう思いますか?
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あなたはどう思いますか?

国によって、HIV感染者の数や医療保険の制度などの状況が違うため、PrEPを導入するかどうかの判断も、国によって違います。

日本の医療費は、皆さんの払う税金や保険料でまかなわれており、高価なお薬の費用を誰がどのように負担するか、といった問題もあります。このように、PrEPの導入にはまだまだ議論が必要な状況なのです。PrEPの導入について、あなたはどう思いますか?

やっぱり基本が大事
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やっぱり基本が大事

PrEPは、HIVの感染を防いでくれますが、他の性感染症はどうでしょうか?

PrEPでは、残念ながらクラミジアや梅毒などのSTDを防ぐことは出来ません。

よって、もし今後PrEPが日本で導入されたとしても、コンドームなどによる基本的な予防が引き続き大切です。

ぜひ、改めてSTD予防法を確認してみてください。

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