2016年4月の特集

HIVを前もって防ぐ!?

世界各国で始まる新しい予防「PrEP」とは。

各国で取り入れられる新しい予防法
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各国で取り入れられる新しい予防法

HIV/エイズの治療はどんどん進歩していますが、治療法だけでなく新しい予防法も考え出されています。

最近、注目されている新しい予防法がPrEP(プレップ)です。
HIV/エイズの流行が深刻な国々で、導入され始めています。いったいどのようなものなのでしょうか。

PrEPって何?
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PrEPって何?

PrEP(Pre-Exposure Prophylaxis)は、
日本語で「暴露前予防(ばくろまえよぼう)」と言います。
暴露前予防とは、HIVに暴露する前、つまりHIVにさらされる前に予防する、という意味です。
例えば、コンドームなら、性行為の「時」に使って予防しますが、PrEPは、HIVに感染していない人が、「前もって」普段からHIVの治療薬を飲んでおくという方法です。

治療薬には、HIV(エイズウイルス)が増えないようにする働きがあります。
万が一、コンドームが破れるなどしてウイルスが体内に入ってきた場合でも、薬の成分がウイルスを抑え、感染を防ぎます。

PrEPの効果を発揮するには、毎日薬を飲み続ける必要がありますが、薬を飲まなかった場合に比べて、感染リスクが44%低くなったという報告があります。

PrEPだけで防げるの?
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PrEPだけで防げるの?

新たな予防法として注目されているPrEPですが、「薬を飲むだけでHIVが防げる!?」というような簡単な話ではありません。

PrEPを導入している国でも、PrEPを行えるのは、「パートナーが陽性で自分は感染していない」というような、感染リスクが高い人に限られています。

なぜなのでしょうか? 詳しくは、次回の特集でご紹介します。

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